dm、つまりダイレクトメールの印刷はこれまでの不特定多数に宛てたものといった形から、より個人宛に近い形のものになっています。つまり、個人の趣味嗜好に当てはまるような内容にそれぞれ分けて印刷できるようになっているわけです。
dmは多くの場合、開封されずに捨てられるケースが多いものですが、不特定多数に宛てたものとわかるようなものには興味を引かれることが少ないと判断されるため、少しでも関心を持ってもらい開封してもらうように工夫を凝らしています。自分だけに送られた案内となれば、その内容に関心を持つことが多いために、本来は全て同じ内容で印刷していたものを、送り先に応じてひとつずつ内容を少しずつ変えて印刷できるようになったためです。
デジタル化による印刷技術の向上といった恩恵を受けて、dmのスタイルも変わりつつあります。また、その送り先に対しても決してランダムに選ばれるわけではなく、少しでも効率良く反応が得られるように、その内容に興味を持たれるような人を対象に送付できるようにもなってきています。そして観音開きなどの形で多くの情報を印刷できるような工夫もなされています。圧着技術などを駆使してdmは進化しています。
dmとはダイレクトメールの略称の事で、企業が新たなユーザーを見つけたり既存のユーザーに対してメリットのある情報を送る事でそのユーザーの心を離したくない時などにdmをよく利用します。
dmはいつの時代でも利用されておりその効果は色々な場面で発揮されます。例えば今まで取引のなかったユーザーに対してdmを送った場合、自社の商品にたとえ少しであっても関心を持ってもらう事ができれば新たな取引先としてのパイプがつながるケースがあります。既存のユーザーに対して送る場合は少しでも新しい情報を送る事でユーザーはその情報に対して興味を持つようになり、結果として売り上げアップにつながります。
このようにdmの効果はさまざまですがdmを送る上でもう一つ重要な事があります。それはレスポンス率を上げる事です。レスポンス率とは送ったdmに対して何件の反応があったかを示す率の事を言います。レスポンス率が高いほど効果のあるdmを送った事になります。
最後にdmの印刷する際にかかる費用ですが、これは印刷する内容や印刷方法によって大きく変わって来ます。ただ枚数が多ければ多いほど印刷にかかるコストの価格交渉は可能になり少しでも安くで印刷する事は可能です。
1月 29th, 2015